ハワイでクジラウオッチング!

ハワイでは、毎年12~4月がホエール(クジラ)ウォッチングの季節。迫力満点のクジラのパフォーマンスが見学できるクルーズが、ハワイ各島から出航しています。
運がよければ、親子クジラに遭遇できるチャンスもあります。
パフォーマンスを見せてくれるクジラは、ザトウクジラ。冬になると繁殖や出産、育児のために、アラスカから暖かいハワイの海を目指してやってきます。

ザトウクジラの「ザトウ」とは「座頭」のこと。長い胸ビレとデコボコの背ビレが、琵琶を持った座頭の格好に似ているところから名前が付けられたそうです。
英語名は、Humpback=猫背Whale。 オスは14メートル、メスは15メートルにもなり、体重は平均35トン。
大きな体でダイナミックにジャンプしたり、ハート型のシッポを持ち上げたり、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるクジラとして知られています。
現在、世界に生息する約7000~8000頭のザトウクジラのうち、約3000頭がマウイ近海で越冬することから、マウイ島はクジラの保護区に指定され、
ホエールウォッチングのメッカとして有名です。毎年 2月は「マウイ・ホエール・フェスティバル」も開催されます。

https://mauiwhalefestival.org/(英語)

マウイ島ではハイウェイやカアナパリのホテルのラナイからクジラの潮吹きを肉眼で見ることも出来ます。
カパルア~カアナパリ~ラハイナ~ワイレアなど西海岸のリゾートエリアから、クジラの姿を確認することができます。
なかでも有名なビューポイントが、ホノアピイラニ・ハイウェイのマアラエア~ラハイナ間にあるマクレガー展望台。
12~5月中旬には、無料のクジラ情報ステーションがオープンし、ガイドが駐在します。

クジラのパフォーマンスをもっと近くで見たい!という人は、クルーズに参加してみてはいかがでしょうか。
毎年12月中旬から4月中旬(なかには5月上旬まで)、ハワイ各島からたくさんのクルーズが出航しています。
船の種類もカタマランから豪華クルーザーまでさまざまです。
専門家の解説を聞きながら、クジラの生態や習性を知ることもできます。以下は、ワイキキ送迎、ランチの有無を選べるオアフ島定番クルーズ。
万一、クジラに遭遇できなかった場合は、再乗船パス(ランチ無し)を無料で発行してくれることもあります。

ナバティックI号 ホエールウォッチングクルーズ
クジラに詳しいスタッフと一緒にワイキキ沖~ダイヤモンドヘッド~カハラコーストを回るランチビュッフェ付きのクルーズ。
クジラが多く現れるダイアモンドヘッド沖合は波が高いエリアですが、ハイテク設計のナバティックなら揺れが少なく快適。
通年平均のクジラ遭遇率も95パーセント以上という高確率です。

■ATLANTIS CRUISES NAVATEK I(アトランティス・クルーズ ナバティックI号)
開催期間:2015年12月19日~2016年4月10日

Atlantis Submarines | Atlantis Cruises

スター・オブ・ホノルル号 プレミア・ホエールウォッチクルーズ
ホエールウォッチングをしながら、フラダンスやレイメイキング、ウクレレなどのハワイアン・カルチャー、そして、キッズプログラムが体験できるお得ツアー。
クジラに詳しいスタッフや船内に流れるビデオ、ナレーションから、クジラの生態を学ぶことができます。
ハワイアン・ローカル・ビュッフェが楽しめる食事付きコースもあります。

ほかに、リーズナブルな朝のクルーズ「アーリーバード・ホエールウォッチクルーズ」も運航。ランチなしのクルーズの場合、大人1人に付き子供が1人無料になる子供無料プロモーションを実施中です。

■PARADISE CRUISES STAR OF HONOLULU(パラダイス・クルーズ スター・オブ・ホノルル号)
開催期間:2015年12月23日~2016年4月15日

 www.starofhonolulu.com/jp/

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